知性の世界に感動できることが

人間の素晴らしさであろう。

本格的に授業が始まって

生徒の顔がいきいきしている。

やらなければならないことの多さに覚悟を感じつつも

一方で本当の勉強の面白さを味わい始めたようである。

今年は『大学への数学』や

『思考訓練の場としての体系化学』を手にして

GHSのHPに入り、

何かを感じて入会してきた生徒が多かった。

それだけに本物に出会えたうれしさが顔に出ている。

GHSの発信が着実に現実化してきた感がある。

先日、受験とは別世界の音楽界で長年活躍されてきた方から

『体系化学』のコーナーに便りが届いたそうである。

いずれこのHPの『体系化学』のコーナーで

紹介されると思うが、

本物を求める志向性は

専門とする世界を異にしたとしても

そこに相通じるものがあることを

図らずも知ることができた

うれしいお便りであった。。

それが本物の本物たる所以であろう。

世界が異なろうとも

それぞれの分野で本物を求め続けている時

そこに必ず共鳴の接点が生じるのである。

それが、“人生、意気に感ず”というものである。

この共鳴がますます有意義なものに

ますます広きものになっていくことを

私は心より期待し、かつ確信している。