アイフォーンとスマートフォン

何がどう違うの?

「モバゲー」何だろう?

そういう話をいろいろ集めて見ると

どうも「ゲーム」というものの存在が

子供たちにとってとても大きなもののようだ。

中学あるいは高校時代ゲームにはまって

勉強もクラブ活動もせずに時期を過ごしたという生徒も

少なからずいる。

アメリカの記事には

ゲームがIQを高める、

昔のゲームと違って今のゲームは問題解決能力を育む

といった内容の「ゲーム擁護論」まであるようだ。

いかにも哲学の発達しないアメリカらしい捉え方である。

かりにIQが多少上がる効果があるとしても

人間の人生を大きく考えた時に

10代がどういう意味を持っていて

大事な10代に何をこそ育まなければならないのかと考えた時

ゲーム三昧で過ごしてよいわけがない。

多感な10代には

次の時代を大きく進める心の豊かさを準備しなければならない。

人間の歴史を大きく眺め

時代時代の先端を行った偉人たちの人生を調べ

教養ある個人が共通に悩んできた問題を文学に見、

豊かな感性と大きな志を育てる大事な時期である。

そういう哲学なしに

大人たちがだだ儲けのために

次々とゲームを作り出し

若者の周りにゲームを氾濫させていく。

この目に見えない

計量器もない害悪は

いずれ断罪されるべきものであろう。