とにかく、GHSは卒業生がよく来てくれる。

昨日は12年前に昼間部にいた I 君が訪ねてきた。

私が顔を見るなり

「やあ、I じゃないか!」と

すぐ名前を呼んだので驚いたという。

すべての卒業生の名前をすぐ思い出せるわけではないが

比較的生徒の名前は覚えている方である。

いや、GHSの講師陣はみな私が感心するほどに

私以上に卒業生の名前を覚えている。

ときどき昔の生徒が話題になるのだが

生徒の名前がポンポン出てくる。

それだけ、やはり講師と生徒の心の距離が近い予備校ということであろう。

I 君とは喫茶店でコーヒーを飲みながらしばらく話し、

懐かしい思い出がいろいろとよみがえってきた。

新聞に載った『医大受験』の広告を見て

早速書店で手に入れたという。

それもうれしい限りである。

今31歳。

GHSを出て12年の歴史が刻まれていた。

そして、まだこれからたくさんの春秋を持ちえている。

これまでの経験と蓄積を活かして

大いに活躍してほしいと思う。

未来は来るものではなく

創るものなのだから。