先の10日、国立二次前期試験の発表があった。

東大を代表として、

相変わらずのお祭り騒ぎである。

東京大空襲の日に・・・という複雑な思いはあるが

いたしかたないであろう。

わがGHS生はというと、

東大、京大、一橋大、東工大、名古屋大、東北大・・・と

バラエティーに富んだ頑張りとなった。

国立大学の合格者が多いというのは

以前このブログで書いた理由から

GHSとしてはうれしいことである。

ところで、今年話題になっているのが、

東大理?に一つの有名な進学高校から27人合格しているという話である。

東大理?は日本の受験の最高峰であり、

すごい!とみる見方もあるであろうが、

「いいのだろうか・・・」という思いもあるのではないか。

もちろん事実を確かめずに語るのは不謹慎であるが

その27名が本当に医師に向いていて

医学への高い志をもって進学するのだろうか。

最高峰は最高峰であること自体が目標化され

理?合格そのものが目的ないしはステイタスとなっていく面が

昔からある。

願わくはこの学校がそういう軽薄な目標を以て

受験指導をしているわけではないことを

祈らざるを得ない。