季節はこれから本格的な寒さに向かっていくが、

冬至が終わり、これから日一日と日が長くなっていく明るさがある。

キリストの誕生日は冬至に寄せて設定されたという説もある。

アラスカで極夜をしのぶイヌイット(エスキモー)にとっては

冬至はとりわけ希望の日であるそうだ。

北半球の人々にとっては誰でも

その日が長くなる希望が始まるとともに新年を迎える。

来年がどうなるか、予想しても仕方があるまい。

少しでも前向きに、少しでも努力を重ね、

人間の主体性の及ぶ範囲で前を向くしかあるまい。

どれだけ良い年にできるかである。

受験生然りである。

センター試験まで約一か月。

まだまだ受験生の主体性の及ぶ範囲と余地はある。

今年は4年に一度のオリンピックに臨む若者もいる。

受験はまだまだ甘い世界である。

気合を入れると同時に、

あまり重荷に考える必要もない。

人事を尽くして天命を待つである。