今浪人生は予備校探しに奔走している時期であろう。

かつては浪人が決まれば、

成績上位者は駿台と決まっていたし、

その後河合塾が東京に進出してきて二分される流れになった。

今は少人数が好まれ、選択肢も多様化している。

浪人生があちこち予備校めぐりをしているのであるが、

逆に受験生やその親と面談する側にも

一つの楽しみがある。

こちらの話にどう反応するか、を見る楽しみである。

勉強というものがどういうものであるか、

その本質に触れるような話をしたときにどう反応するかで

向こう側のレベルがわかる。

これはと水を向けてみて、顔色がパッと変わる場合がある。

そこに相手もGHSの本質を見てとって入会してくる。

こういう生徒は例外なく一年で大きく伸びるし

予想以上の実績を出すことになる。

これが楽しい。

たった一時間の面談で

私が何を授けようとしているかを見抜き

GHSにかけようとする若者を

私は全力でバックアップしなければなるまい。

それが、「人生、意気に感ず」である。

見えないケースも多い。

それはそれで仕方があるまい。

それぞれの人生である。

GHSに本物を嗅ぎとり、

それを目を輝かして学ぼうとする受験生を

ただただ、全力で押し上げるのみである。