センター試験が終わり
その結果を受けて国立の受験大学もほぼ決まった。
また私大医学部受験生はシーズン真っ最中である。
一方で新しい人々が訪ねてきている。
そんな中、ふと卒業生たちの合格体験記を引っ張り出して読み返してみた。
これがなかなか良い。
改めて感動したことである。
それぞれの受験期の苦闘の跡があり、
努力する人間のすばらしさと純粋さの前に
諧謔の余地一切なくひれ伏す思いである。
あるいはまた
GHSからこれほどまでに学んでくれたか!と
そういう驚嘆と喝采に値するものもある。
卒業生の文章を読むほどに
やはりGHSは本物志向だなあと
少し距離を置いて客観視できるありがたさがある。
卒業生と言えば
彼らのつながりが密であるのもGHS生の特徴である。
昨年末は37,8歳になる卒業生の忘年会があった。
高校ならいざ知らず
予備校の卒業生がこれほど強い同窓意識をもっているというのも
珍しかろう。
うれしいことである。
さて、今受験の最後の頑張りをしている諸君も
このGHS卒業生に加わることになる。
もうひと頑張りしてほしい。
また来年度入試に向かって動き始めた新GHS生も
今年このGHSできっとすばらしい“本物”をつかんでくれるに違いない。
それこそGHSの存在価値である。
世はあげて商業主義の中
GHSは本物志向を貫いていきたい。
なぜなら、その本物志向に呼応してくれる受験生が
まだまだたくさんいることを確信しているからである。