様々な分野で10代の活躍が話題になっている。
将棋の世界で快進撃を続ける14歳の少年もその一人である。
先日その母親の子育てに関する記事が2日に渡って毎日新聞に掲載されていた。
読んでたいへん感心させられた。
子育ての“凱旋録”はままあるもので、
受験の世界でも子供を3人東大理Ⅲに合格させたとはしゃぎまわる親もいる。
毎日新聞の記事の違う点は
子どものアタマではなく、ココロを大切に見守り温かく包み込んでいる点である。
子どもの自然を観察しながら、
そこに親としてしゃしゃり出るのではなく、
ココロを最優先に見守り、見えないところから支えている点である。
賢明な親とはこういうことだと学ばせてくれる。
目先の成果に視野を奪われ
こんな勉強をさせた、どこの塾に通わせたと
自分の子育ての手柄を語ろうとする軽薄な親とは天と地ほども違う。
こういう親が長い目で見れば
子供を、家族を、そして社会を本当に幸せにするに違いない。