Q1. 「入会に際して面談があるとのことですが、学力診断テストなどもするのですか?」
「面談の結果で、入会できないということがありますか?」
Q2. 「集団授業はないのですか?」
Q3.「個別指導である理由はわかりましたが、受講料が高く、入会はしたいのですが費用的に躊躇しています」
Q4.「高卒生ですが、入会は可能ですか?」
Q5.「英語が苦手で困っていますが、理数に加えて指導していただけますか?」
「指導科目のところには‘英検2級以上が条件’とありますがどういうことですか?」
Q6.「二年生になって選択した物理についていけず困っています。二年生から指導していただけますか?」
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Q1. 「入会に際して面談があるとのことですが、学力診断テストなどもするのですか?」
「面談の結果で、入会できないということがありますか?」
A1. GHSでは、本部校も長野校も「申し込み順・無選抜・やる気次第」を入会の基本原則としています。
お問い合わせされる方は、HPやそこで公開されているテキストなどを熟読され、
そこに何か共鳴することがあってご連絡をいただくのですから、申し込み順が優先されます。
確かに、他の医学専門予備校には、選抜試験をして、ある水準にないと(偏差値55以上とか)
入会できないとか、希望するクラスや講師の授業を受けられないという扱いをするところがあります。
つまり出発点で、生徒をふるい分けるのです。なぜか?
それは指導が楽だからです。元々そこそこできるのですから、
とにかく沢山問題をやらせて特訓すればモノになることが多いからです。
たとえば、実績のあるスポーツ選手を推薦入学で集めて強いチームをつくるようなものです。
最初から絞れば、みかけの合格率は上がるかもしれません。
しかし、GHSでは無選抜です。
それはGHSには出発点を不問にできる確たる教育メソッドがあるからです。
「二浪してでも、医学部は絶対無理だからやめさい!!」と
高校の進路指導の先生に太鼓判(?)を押されたにもかかわらず、
1年後に、新潟大学の医学部に進んだTくんや、慈恵医大その他に補欠合格し、
金沢医科大に進みトップクラスの成績で卒業したKくん等々・・・
当の進路指導の先生を絶句させた生徒を何人も見てきているからです。
それは繰り返しになりますが、GHSには出発点を問題にしない独創的なメッドがあるからです。
だから、「やる気次第」なのです。言われた通りにコツコツとガツガツとやりつづければ必ず力がつきます。
でも誤解しないでください。
「やる気」というのは、面談で「頑張ります!!」「やる気があります!!」と宣言することではありません。
そんな宣言にはあまり期待しません。やる気とは言葉ではなく行動で証明するものだからです。
だから、初回面談で、入会をお断りすることはありません。
「やる気」を確かめるには、一定時間、一定の行動を見続けないとわからないからです。
上にあげたTくんやKくんも、一年間、一心不乱に脇目もふらず、言われた通りにやりつづけた
意志の固い行動によって不可能を可能にしたのですから。
面談後は、まずは第一回の授業を無料体験していただきます。
そのあと、2-3ヶ月は、今の学力を見極め、やる気と姿勢を確認し、
志望校に受かるにはどのくらいの期間と努力が必要かを算定し、改めて面談をさせていただきます。
そこで、真の意味での「やる気」を確認し、真の意味での「正式入会」となります。
というのも、医学部受験は険しく狭き門ですから、甘い考えはじめてしまうと、
何年も浪人して後戻りできなくなってようやくにしてGHSの門を叩く若者を、
これまで何人も見てきているからです。さすがにそれではGHSのメソッドも共鳴しがたいものです。
Q2. 「集団授業はないのですか?」
A2. 個別指導が原則です。その理由は、
高校生は浪人生と異なり年中何かとイベントがあるもので(模試や部活や試合や学校行事・・・)
集団授業として曜日や時間帯をきめても、毎回でることができず、ぽつぽつと休むと持続的な指導ができず、
結果的にあとで個人的に補習するとなるとそこで個別指導と同等の労力がかかり、
そんな状況では別途費用が発生せざるを得ないからです。
したがって、原則は個別指導とし、毎週一応決めた曜日時間帯に来られなかったとしても、
時間帯をずらしたり、日をずらしたりという調整をすることによって、持続的な指導を可能とするためです。
実際、仮に同じ高校に通っていたとしても、部活が違えば時間が合いません。
たった二人でもこんなことが起こります。
もちろん、本当にスケジュールが合うお友達同士であれば、二人でも三人でも、超少人数の指導をする例はあります。
また、高校三年ともなれば部活を引退した後ならフリーな時間が増えますから、センター試験や二次試験に向けての
2〜6人の少人数クラスを設定することができています。
たとえば、「ハイレベル数学」「センター試験数学」「有機化学」「センター国語」等々です。
いずれにしても、現有の生徒達の状況や希望を踏まえて、随時・適宜設定しています。
Q3.「個別指導である理由はわかりましたが、受講料が高く、入会はしたいのですが費用的に躊躇しています」
A3.高いかどうかは「合格までの総費用」でお考えになるとよいかと思っています。
たしかに、大学生の家庭教師ではなく、自ら難関をくぐりかつ入試を知り尽くした予備校の専任講師による指導ですから人件費が高くなるのは当然です。実際、東京など都市部で同じような個別指導を依頼すれば、どこでも同じような水準になるものであり、その相場からすると決して高額な設定ではありません。
もちろん、集団授業ではその人件費を頭数で割れますから人数が多いほど安くはなるのですが、一対一とか一対二のプライベートレッスン型の個別指導ですから費用が高くなるのは必然です。そもそも、個別的に本人のペース、レベルにあわせながら見てもらわないと伸びない・そうすることで高いハードルを越えることを希望する方のための個別指導形式です。
「1科目で月に6-8万円、数学と理科2科目だと、18万〜24万円」これはいったい何に比べて「高い」のでしょうか?「医学部合格を目指す」という高いハードルを越えるための専任コーチを雇うのですから、仮に、浪人して東京にでてからこのレベルの指導を受けようとしたら、この程度の授業料となりますし、これに加えて住居費・生活費だけで月に10数万円はかかります。
浪人すれば、大手予備校であっても講習など含めて年間費用として100万円はかかります。それが個別・少人数制の威嚇部専門予備校なら費用は三倍以上です。GHSに来る前に通った医学部専門予備校で浪人一年間で1000万円かかったといってGHS本部校の総費用の安さに驚かれる保護者の方がいらっしゃいます。
上記の長野校での指導料だと年間100-200万円ほどです。浪人してしまうと必ず住居費と生活費と交通費に消えてしまう費用に充てるのなら、むしろ、今、すべて勉学に注ぎ込む方がよいのではないでしょうか。
また、これに加えて親御さんがご子息の様子をみるためにしばしば上京したり、ご本人が帰省したりすると、交通費もかさみます。そのような、勉学以外に費やさざるを得ない費用までふくめてトータルで考えてみれば、一年でも早く合格できるのならば、決して「高い」とは言えないでしょう。要するに、今費用をかけるか、後になってかけるかの違いですが、どちらが合理的でしょうか?高校時代にまともな指導者に出会えず、結局、東京に出てきて何浪もしている受験生はすくなくありません。東京で二浪、三浪・・・するとその総費用はいくらに上るでしょうか?同じ費用をかけるならば、なるべく早い時期に、勉学に対してこそ投資するべき、否、長い目でみればむしろ節約になる、ということができるのではないでしょうか。
ちなみに、長野市内にある小・中学生対象の塾で、たとえば、小学四年生が集団授業ではなくプライベートレッスンで国語に週一回60分通うと、月に12,000円ほどです。一時間あたり3,000円です。中学生なら5,000円に上がります。また、ある英会話スクールで、高校生がネイティブのプライベートレッスンを受けると、週一回30分で、月に15,000円です。もし、2時間授業だと月に60,000円相当です。英会話だから30分も英語でしゃべれば十分長いものですが、医学部受験に対応するハイレベルの科目指導ですから、一回に最低90分〜120分は必要です。
ですから、GHS長野校の指導料の設定は、けっして高額な設定をしているのではなく、社会的に妥当と思われる相場を考慮して、設定されているものとご理解いただきたいと思います。
Q4.「高卒生ですが、入会は可能ですか?」
A4.
現役高校生を主対象として立ち上げたのがGHS長野校ですが、
原則として年齢不問ですので入会は可能です。
指導を希望される科目(×4回/月)という単科指導のスタイルは高校生も高卒生も同じです。
ただし、浪人生として、平日の昼間も通学する形態の「予備校」ではありません。
東京新宿のGHS本部校では、主に高卒生(浪人生)を受け入れており、
平日、朝10時から夜20時までの授業がびっしりと組まれ、少人数での集団授業ですが、
GHS長野校は、平日(月〜金)は夜の時間帯のみ(18:30〜21:00)、
土日祝は終日、主に個別指導という形態です。
もし、高卒生で受講を希望される場合は、強化したい科目に絞って
月に4〜6回程度通塾されることをお勧めします。
Q5.「英語が苦手で困っていますが、理数に加えて指導していただけますか?」
「指導科目のところには‘英検2級以上が条件’とありますがどういうことですか?」
A5. GHS長野校の英語の科目指導は、難関・医学部向けです。
まずは、「語学」レベルの英語と、入試「科目」としての英語を区別する必要があります。
英語は、英語圏の人にとっては「国語」であり、それを我々が学ぶことはそもそもは「語学」です。
コミュニケーション・ツールとして使えればよいのです。互いに通じることが大切です。
だから、たとえばいわゆる「帰国子女」であれば、中学生のうちに英検2級に合格することは普通。
なぜなら、英検2級は中学英語よりはやや上ですが、日常的英語力の域をでるものではないからです。
それは、コミュニケーション・ツールとして必要な「語学力」に相当します。
センター試験の英語はこれに準じるレベルで、この程度の語学力があれば十分です。
これに対して、医学部入試の科目としての英語は、「語学力」を土台として、
自然科学や医学医療の論文・評論レベルの内容を読解する実力が必要ですから、
正確な文法理解と、内容理解のための知識を積み上げる必要があります。
語学レベルの英語力さえ身につかないレベルでは、こんな英語を解くのは「夢のまた夢」であると思うべきです。
特に医学部では、医学論文はすべて英語ですから、それらを速読する能力が必須です。
英検2級程度(せめて準2級)の「語学」をクリアできない人が、医学部に合格することは絶対にありえません。
たとえ実際に英検2級をもっていなくても、それに相当する実力がなければなりません。
語学というものはあたりまえですが、手間暇がかかりますから、なるべく早めにスタートすべきで、
しっかりと時間をとってみてもらえる英会話教室などに繁く通って、英検2級程度までは、
じっくりと面倒を見てもらうことをお勧めします。(将来のためにも)
しかし、「語学」レベルでは入試は突破できません。
GHS長野校でも実際に「準1級」を高2で取得した生徒がいました。今でこそめでたく医学部に通っていますが、
受験生のときは、通訳や会話は人一倍できるのに入試問題となるとまるで歯が立たず、
実際の入試問題を素材に「科目」としての英語読解と文法を指導したものでした。
だいたいはわかるのです。英語は通じるのです。語学はそれで満点ですが、しかし、
そういう粗さでは入試で点がまったくとれないことを痛感して頑張ってくれたのです。
他の科目と異なり、英語の学びにはこのような語学と科目の二つの段階があるのです。
Q6.「二年生になって選択した物理についていけず困っています。二年生から指導していただけますか?」
A6. 長野校ブログ[15]と[12]をご参照ください。