東大入試突破の“常識”をご存知ですか?
東大受験生であれば、すでに常識でしょうが、一次試験(共通テスト)は全く関係ありません。
100%二次試験勝負です。
東大合格者と不合格者との間で、
最も明瞭で大きな分かれ目は、
昔も今も「数学で何問(分)取れたか」という点です。
理系であれば、大問が6題、文系は4題が出題され、1題が20点満点。
理系120点・150分、文系80点・100分です。
このうち、東大に合格するための最低必要条件は、 理系では完答(20点満点)が3題、文系では完答(20点満点)が2題 です。
逆に言うと、問題の半分解ければよく、残りは白紙でも良い、ということ、それくらい難しい問題を解かないと行けません。
難化した共通テストでも80%以上得点できるくらい優秀でも半分取るのがやっとなのです。
問題は記述式なので、完答はできなくても、その出来によって部分点が与えらます。それも合わせて理系で計4題分、文系では計2題半分が合格ラインの目安です。
というのもこのラインを突破できていない人が合格することはまずありえないからです。
地方在住の東大合格者が減っているのは能力の問題か?
答えは否です。
東京・新宿で1997以来大学受験専門の少人数制の予備校を運営してきてわかったことがあります。
私は入塾希望の生徒や親御さんとは全員と面談することを信条としているのですが、
そのような中で現在地と1年後の姿のギャップが大きい生徒、
すなわち成績だけを見れば現在は振るわないけれど、
1年後には誰もが驚く成長を遂げているであろう生徒の多くが地方在住であることが多いのです。
私自身も宮城県仙台の出身であるがゆえに地方在住の生徒にはどうしても思い入れがあるのですが、
ITが発達した現代のほうがむしろ、私の時代以上に地方と都会での教育格差が広がっているように思います。
これは一体どうしてなのでしょうか?
その答えは、GHS長野校・天野主宰が直面している地方の現状から明らかになってきました。
ここからは実際に高校生の息子を持つ父として感じる現状を伝えてもらいます。
きっとこれを読んでいるご父兄の方にも共感できる部分があるのではないでしょうか。
自分の子供達が小さいころから、長野の教育環境をこの目でずうっーと見てきました。
そして、息子がこの春(※注 2016年春)、長高生になりました。
周囲の友達も受験世代となりました。
私が本業の他に、東京の予備校で講師をしていることを知る保護者達からは、
「自分とこの子供の受験はどうしたらいいの・・・・」という声が、
直接に届くようになってきました。志をたて、東大や京大、あるいは難関医学部への受験を決意したとしても、
長野にはそのレベルの指導ができるところはありません。
それは長野に限ったことではなく、
地方の県立高校に通う者には共通の悩みです。
どういう勉強をどれだけやればいいのか?
あのハイレベルな入試問題を本当に自分が解けるものなのか?
勉強の仕方や順序はどうするのか?
今自分がやっていることは正しいのか、このやり方で間に合うのか?
……等々悩みは尽きません。
かつての私もそうでした。
だからといって、休みに大手予備校の講習にいってみても数日でその答えが得られるものではありません。
かかる莫大な費用に対して、得られるものはそれに見合うものではありません。
「やっぱり東京で浪人しないとだめなんだ」という決意を固めさせる効果(それが大手予備校の狙いでしょう)
しかないものです。
長野にいるかぎり、レディーメイドの映像授業や、ネット動画に頼るくらいしかできません。
それらは入試に最低限必要な学力の確保はできるでしょうが、
それ以上のものではないと知るべきです。
GHSで一人一人に目が届く授業をやってさえも、
学力をハイレベルへと増進させるのは大変苦労なことなのですから。
いかがでしたでしょうか?
「住んでる場所によって受けられる教育の質が違う」
これは地方を愛する皆さんが感じている悔しい現状なのではないでしょうか。
東京では塾はいくらでも選べます。
高2の段階で高3の数Ⅲまで終わらせ、高3の丸1年間は受験勉強に当てる学校があるのは
私立の進学校では当たり前です。
その上でなおかつ皆さんが動画で見ている授業をライブで受講しているのです。
大学受験は全国大会です。
本当に勝負すべきは校内にいるのではなく、都市圏に沢山いるということを忘れてはなりません。
そのような受験生がいる中で、
いまのままで本当に
東大に合格できますか?
来年の3月、
掲示板に自分の受験番号を発見して歓喜する姿を
明確にイメージできていますか?
県下トップレベルだとしても
東大合格レベルの数学力だと
自信を持って言えますか?
本気で東大現役合格したいなら、
”誰から”教わるのかが大事だと思いませんか?
全国からの強豪が集結する東大入試の場で、
戦って勝てる学力をつける困難な作業が、
映像やネット動画のような中途半端なことで可能なはずがないのは明らかです。
今の不十分な自分の学力を、ハイレベルに引き上げるために必須なことは何か?
その学力とともに指導力を把持する者に直接指導してもらうこと
しかありえません。
勝ちたければ、勝ち方を知っている者、
さらにその方法で勝者を育てたことがある者に教わるのがベストであることは、
スポーツの世界では常識でしょう。
これは教育の世界でも変わりありません。
東大に合格した経験をもたない人に東大の合格のノウハウはわかりません。
最高峰をめざすなら、
高い知性と学力に直接触れ、
今の自分のうぬぼれと錯覚を思い知り、
打ち壊されて立ち上がり、
目覚め、
そして新たな自分の知性と学力を構築する、
それが上達するということです。
一人一人、強さと弱さの部分が違いますから、一方通行の授業ではダメなのです。
自分のダメなところを分からされて、
今までに思いもよらない理解の仕方に驚き、
目の覚めるような解き方に感動し、
その積み重ねがしっかりとあってこそ、
入試の場の雰囲気に飲まれず、弱気にならず、
有名私立校出身者に囲まれても、堂々と戦って勝てる学力がつくのです。
そんな環境をもとめようとすれば、地方の受験生は、東京などの大都市で浪人するしか無いのが現状です。
東大を受験するならば、すくなくとも東大生に、できれば東大卒の指導者に教わるのが理想です。
しかし、長野にはありません。
GHS長野校は、そういう環境を現役の長校生に提供する場として誕生したのです。
GHS新宿本校での国公立大学合格校一覧
東京大学理科Ⅰ類4名、東京大学理科Ⅱ類7名、東京大学理科Ⅲ類3名、東京大学文科Ⅰ類1名、東京大学文科Ⅱ類4名、東京大学文科Ⅲ類4名、京都大学総合人間学部1名、京都大学経済学部1名、京都大学理学部1名、京都大学工学部1名、東北大学農学部1名、東北大学経済学部1名、東北大学工学部3名、筑波大学第3学類1名、北海道大学工学部3名、北海道大学法学部1名、横浜国立大学理工学部1名、東京工業大学第1類1名、東京工業大学第2類1名、東京工業大学第4類1名、東京工業大学第6類4名、東京農工大学工学部2名、東京農工大学農学部3名、名古屋大学理学部1名、富山大学工学部1名、大阪大学工学部1名、大阪大学基礎工学部3名、神戸大学工学部1名、信州大学人文学部1名ほか多数