私大医学部を目指して5年浪人していたK君が

一昨日合格の報を届けにやってきた。

久々に涙が出た。

現在の私大医学部はかつてのダーティーなイメージとは

打って変わって

正当に難しくなっている。

学力どおりに判定され

その難易度は早慶の理工並みとさえ言われている。

K君は人物は至って温厚で愛すべき人物である。

しかし、残念ながら学習能力が低い。

一時は永遠にダメかとさえ思われたことである。

それが今年、二つの大学の一次試験を通り、

ひとつがめでたく合格となった。

「点滴、岩をもうがつ」とは

まさにこのことであろう。

紆余曲折の末であるだけに、

この間いろいろと学んだことが多いはずである。

5浪とは言え、まだ23歳。

いままでの経験を糧にして

これから新しい世界で

また新たな歩みを進めていってほしい。

とにかくおめでとう!