今日、10年前の卒業生が3人訪ねてきてくれた。

いずれも優秀な面々で

一人は公認会計士として、一人は富士通、一人はソニーで

それぞれ活躍している。

十年以上経つのに時々集まって交流を持っているらしい。

予備校の卒業生がこれほど仲が良いのも

少人数の良さなのだと思う。

誰が今どこで何をやっているかという情報が

すぐ出てくる。

それぞれの業界の話を聞くことができて

楽しく有意義な時間を過ごすことができた。

一人は奥様と7ヶ月の男の子を連れてきてくれて

それもまたうれしいかった。

他方、昨日、入会希望の生徒が面談に来た際、

東大理学部の4年生であるお姉さんが付き添いで来た。

いつの間にかそのお姉さんと日本の将来について

話が弾んでしまった。

学力と良識とを持って活躍している若者が

まだまだたくさんいることに

直に触れることができて

昨日今日と明るい気持ちになった。

日本も逆境を跳ね返す力が

まだまだ残っているようだ。

私もこうした若者に負けぬよう、

自分の持ち場で力を出したいと思う。

不況の真っ最中ながら

弥生3月、意欲をあらたにした一日であった。