前回おおらかさを・・・と述べておきながら

何なのだが、

最近気になっているのが

生徒たちがトイレットペーパーやティッシュで

手を拭くことである。

トイレットペーパーが早くなくなりすぎるので

不思議に思っていたところが

どうも洗った手をトイレットペーパーで拭く生徒が

複数いるようなのだ。

確かに今はペーパータオルというのがある時代ではある。

一度箱ティッシュの紙を3,4枚シュッ、シュッ、シュッと

小気味よく取り、当たり前のように手をぬぐって

サッとゴミ箱に捨てるのを目撃した時には

衝撃的であった。

「おい、なんということをするんだ」と

その時は思わず叫んだが、

別な生徒が同じことをまた当たり前のようにした時には

考え込んでしまった。

私が小うるさいのだろうか・・・、と。

単なる時代の違いなのであろうか?

私は高度経済成長の時代に育っているので

まだ、半分貧しさが残っていたし、

親が戦争世代であるから

「もったいない」を言われて育ったところがある。

しかし、不景気だと言っても

物があふれる現代に育った彼らに同じ感覚を求めることは

ないものねだりなのかもしれない。

皆さんは如何にお考えになるであろうか?