今回東北大学医学部に合格した大熊君の

昨年のセンター試験の点数を見ると

感慨深いものがある。

なお、大熊君についてはホームページの

体系化学のコーナーで

天野先生が紹介しているので読んでいただきたい。

(「関連リンク」から入る)

この一年、すごい伸びようである。

彼は性格的にも好人物で

まわりによい影響を与えてくれた。

彼は後半特に著しく伸びたと各先生が口をそろえる。

正しく素直に積み上げていった生徒であるから

最後に一気に開眼したのであろう。

高校時代にあくせく受験勉強にいそしんでいたタイプではなく、

吹奏楽部で活躍していた。

浪人の一年間にすべてを取り返したといってよい。

受験のありようとして正解である。

本人が一番理解していると思うが

たった一年でこれを成し遂げるには

体系的な学びが必要である。

体系的に学べばそれが可能なのである。

昨日信州大学医学部5年生の中西さんが

ふらっと訪ねてきてくれた。

大学で3月におこなう

入学予定者への入門授業で

依田先生と天野先生のお手伝いをしている。

受験時に学んだ化学や物理がまだ保持されているという。

これも体系が分かっているからなのである。

体系的学習、恐るべしである。

今年もこの体系的学習と出会う新GHS生が決まりつつある。

新たな奇跡の誕生が楽しみである。