センター試験が終了した。

毎年のことながら、悲喜こもごもではある。

ただ、受験はひとつのものさしでしかなく、

テストの点数もひとつの目安でしかないのだが、

それぞれの実力をなるほどと表現してくれるものである。

そこに学力の厚さ、薄さ、

性格の安定感、社会性の有無、時の勢い等々が

確かに・・・という形で表れるのが面白い。

ただ、等しく言えることは

それは決まっていることではなく、

変えられること、向上させられることである

という点である。

だからこそ、浪人することで点数が伸びる。

ただ、浪人しても正しい変化のプロセスを踏まないと

点数は伸びない。

今年も良い伸び方をしたよい例がいくつか出たのがうれしい。

これが人間、これが若者という好例である。

人間はうれしい。

この喜びを人生の出発点にいる若者に伝えたいのである。