現在大学入試が真っ盛りであるが、
大学生は就職という関門と戦っている。
いろいろ聞こえてくる話として
どうも評判が悪いようなのが
「私立」学校である。
いや、私立がすべてと言うことではなく、
そしてまた最終的には個人個人ということであるのはもちろんであるが、
大学付属の私立中高を経てそのまま系列の付属大学へ
という経歴の評判が悪いようである。
中学入試以後ほとんどまともな勉強をしていない、
同じ仲間とだけ長い間付き合ってきて人間関係の視野が狭い
などなどである。
逆に地元の公立小中学校から受験で公立の高校へ
さらに国立大学へという経歴は
企業にとって魅力だそうである。
最近有名最難関私立大学を出ているのに
ずいぶんレベルが低いなと感じさせられたことが何回かあった。
まともな文章が書けないなど。
20歳まではしっかりと実力をつけることが大事なのであるから
目の前の成功に目を奪われて
受験科目しか勉強しないとか
読書の代わりに
インターネットで情報を集めるとかでは
薄っぺらい実力が出来上がって
結局社会に出られなくなるということを
本人も周りの大人たちも考えるべきであろう。
そういう勉強の機会をしっかり持つべきである。