2,3月は入会希望者との面談と、入会者への個別指導で
ゆっくり昼食も取れない忙しさである。
前回も書いたように、
GHSは医学部受験専門予備校ではないのだが
医学部入試がたいへんな難しさとなっているだけに
医学部志望者が大半を占めるようになっている。
今年の面談での感想は
明らかに本物志向者が増えているということである。
入試の難化が医学部受験生を目覚めさせ
本物の学習方法に意識が向けられるようになってきたということであろう。
今年はいくつかの予備校を経験してきた人が多く
その実情を聞く機会が多かったのであるが
その指導方法の浅薄さ、
いわゆる「ハウツーレベル」に心が曇ること多々であった。
その分、こちらが受験勉強とはどうやるものであるかを
表面的な方法としてではなく
認識の使い方という観点から実例でそのヒントを示してあげると
顔色を変える面談者が多かったことである。
今年初めてそういう話をしているわけではないのだが
今年は例年になくリアクションが良いことを考えると
それだけ現実の厳しさゆえに
やっとこのレベルの話が通じる人が増えてきたのだなあ
と感慨深い。
回り道をしてきた人も
その分、本当の学習の価値が分かるであろうから
いままでの経験をプラスに転じることができよう。
何より、本当の受験勉強で
「本当に分かる」ことの面白さ
「本当の実力」がつくことの醍醐味を味わってほしいものである。
GHSにたどり着いたことの幸せを噛みしめてほしいものである。