明日から国立大学の二次試験が始まる。
何よりも自分の力を存分に発揮してほしいと思う。
さて同時にこの時期は
来年度の問い合わせも盛んになっている。
その動きを見ていての感想は
まだまだ全国には本物志向の方々がたくさんいるんだな、
といううれしい感懐である。
GHSをネットで探してくる方々が多いのであるが、
残念ながら予備校を探すためにいくつかの言葉を入れても
GHSは相当後ろのページにならないと出てこない。
はじめの方のページに出てくるのが
潤沢な資金を持った予備校が商業ベースでその位置を確保しているということを
ネット社会の現代人はもうみな知っているのである。
面談にやってきた方々は
これまで教えられてきた学習に何か根本的な疑問を感じているのだ。
話を聞くだに
今の教育がただ「解法マニュアル」を教え込む学習になっていることを
嘆かわしく思う。
問題が解けるが、わかってはいない。(だからいずれ学力は頭打ちになる)
現代日本はそれを問題視しない教育関係者であふれているのである。
本来学校はわかる喜びを共有する場であるはずなのに
「マニュアル習得の場」に成り下がっているのである。
商業主義、成果主義の結果である。
しかし、これに真っ当な疑問を抱いている受験生・保護者たちがちゃんといるのだ
ということ
そして年々確実に増えてきていることをGHSへの問い合わせから直に感じている。
そしてもう一つには
本物のわかる喜びを与えてくれる『思考訓練シリーズ』への問い合わせが殺到していることである。
周知のように私立大学医学部の入試が
かつては考えられないほどに難化し
「マニュアル暗記」では対応できなくなっている。
受験生には厳しいと言えようが
大学入試の真っ当な在り方に戻ってきたというべきであろう。
いけいけどんどんの高度成長やバブルの時代は遠く
今や経済の低迷とともに現実を見なければならない時代になっている。
だからこその「本物志向」の価値なのである。
GHSは24年前の開校当初から「本物の学力」を掲げてきた。
今多くの共鳴の輪が広がっていることをとてもうれしく思っている。