先週共通テストが行われ、私大医学部の入試もはじまって、
いよいよ入試シーズンの幕開けである。
大手予備校の共通テストリサーチ資料を見ると、
900点での点数分布が昨年と全くと言ってよいほど重なっていて
出題者も受験生も「共通テスト」というものにともになじんで落ち着いた感がある。
個別の科目で見ると
今年は英語のリーディングに苦戦し、
国語に救われた形になったようである。
理科と社会の科目間のバランスも今年は改善されている。
国立大学医学部を目指す上位者たちは
今年は670点あたりが受験資格を得る下限ではないだろうか。
選抜試験を行わず申し込み順に入会を受け入れるGHSの生徒達も
約半分が二次試験出願の位置を確保した。
よく頑張ったと思う。
個別にはもっと点を取れたのに一つの科目でしくじって高得点を逃したり
何かの問題に手間取って易しい問題に手が回らなかったり
直前に問題を解く順序を変えたのが裏目に出たり・・・
という例が毎年のことながら多々あったが
しかしそれをGHSの先輩たちは
一年で培った本物の学力を底力として発揮して二次試験で逆転している。
共通テストはもう過去のこと。
意識を次に切り替えて先を見つめて頑張ってほしいと思う。
天野先生がどこよりも早く早速共通テスト化学の解説を載せている。
二次試験にも役立つはずである。
ぜひ味わって学んでもらいたい。
受験シーズンはまだ始まったばかりである。
目標に向けて真剣に頑張り
受験会場から上気して帰ってくる生徒たちの若いエネルギーは
すがすがしくまたたくましい。
大いに希望あり。
小さな成功失敗に一喜一憂せず、
歯を食いしばって最後まで全力を尽くすこと、
それが最良の結果を生み出す唯一の方法である。