6月中旬に行われたGHS実力テストの結果を踏まえ、
その答案を検討しながらの全員の面談がようやくほぼ終わろうとしている。
夏期講習も昨日から始まり、
いよいよ受験生にとって天王山と言われる〝夏〟到来である。
GHSで一日を過ごす既卒生30人は
今年は
マスクで過ごしたコロナ禍の三年間と異なって
生徒たちが至って朗らかで和気あいあいである。
授業でも若者本来の自然で真っ直ぐな反応が返ってきて
教えていても楽しい。
先日夏休みの学習の仕方について教室で全員に話したのであるが、
「こういう風に古文を勉強するとよい」との助言に対して
全員医学部受験生であるのだが
こちらが思った以上に多くの生徒が
早速熱心に古文の学習を実践しているようである。
というのは、実は昨年も同じ話をしたのであるが、
二人しかやらなかったのである。
そのことを話したら教室にどっと笑いが起こり、
「でも実践したK君は夏明けのマークテストで50点(満点)を取ったのだよ。」
と話したことが今年は効いているのかもしれない。
しかも今年はお互いに古文の言葉をかけ合いながら
話をしていたりして、実に明るい。
さて夏明けの模試はどうであろうか。
今年は本来の集団力が少なからず力を発揮していくのではないかと
期待している。
現時点で学力はまだまだであるが、
伸びしろは大いにある。
生徒が何しろピュアで、明るく前向きであるだけに
その分こちら側も指導のし甲斐がある。
受験生は
夏の過ごし方で、秋以降の明暗が分かれる。
ことのほか充実した7,8月を過ごしてほしいものである。