季節は春、
新入生や新入社員が希望に満ちて
街にあふれる明るい季節である。
一方、国際情勢、社会情勢はなかなか厳しいことを
連日の報道が伝えている。
平和を謳歌できた戦後80年の時代も
もしかすると終わりを告げようとしているのかもしれない。
特にこれからの時代を生きていく若者は
時代を読み、未来を見据え、
自力で時代を泳いでいく自律性、
生きる力・逞しさを養成していくことは必須となる。
近年の入会希望者の面談では、ときに
「管理してくれる予備校を探しています」という声を聞くことがある。
こちらはしばし「う~ん・・・?」と固まる。
イラン情勢やAIによる時代の転換を持ち出すまでもなく、
大学入試、特に
ますます難化する医学部入試に臨もうとするのに
「管理してほしい」という心で目標達成ができるのだろうか。
実際、医学部に合格していく生徒たちは
皆
自ら危機感を持ち、未来を見据えて、歯を食いしばって、
主体的に努力した生徒たちである。
甘ちゃんが医学部に合格する余地はない。
しかし、なかなか人間は心掛けを変えられないものである。
変える方法はただ一つ。
変えざるを得ない事態に陥ることであろう。
そういう心掛けでいる限り
大学合格は得られない。
それを繰り返すしかない。
悲しいことに
そういう現実を痛みをもって学ぶほか
人間は変われないのである。
