人々は様々なスポーツに夢中になる。
なぜ優勝したいのか、
なぜ金メダルを取りたいのか。
見る人はなぜ優勝を喜ぶのか、
金メダルを喜ぶのか。
いろいろな理由があるのだろうが、
一つ確実に言えることは
人間は
何かに一生懸命取り組んでいる姿に
共感するあるいは感動する生き物だということではないか。
人間だけが「一生懸命」の価値とその大変さを知っているからなのではないか。
一生懸命やったことのある人間ほどにその価値と大変さを理解し、
共感し、感動できる。
人間は自分の実力、能力を努力によって伸ばすことができる生き物である。
すべてはそこに始まっている。

「あしたのジョー」の作者であるちばてつや氏の逝去が報道されている。
我々の時代は〝スポコン〟ものをワクワクして見ていた。
それが当然であった。
今はスポコンは流行らない・・・といわれるが
人間の原点は変わらない以上
根底には同じ共感と感動が流れていることは間違いないであろう。

10月も間もなく終わろうとしている。
生徒の雰囲気もだいぶ締まってきた感がある。
やはり一生懸命頑張っている生徒は
見ていて心から応援したいと思う。
「この生徒は来年必ず志望大学に合格してほしい!」と
心から願う。
頑張っている姿そのものに、
息を切らして予備校に走ってくる姿に、
真剣なまなざしに、
隙の無い動きに、
テストがうまくいかなかったときの涙に
心からのエールを送らないわけにはいかない。
一生懸命頑張る姿には
誰をも感動させる力がある。