少人数制の良さであろう、

各代が卒業後も交流を持つことが多い。

代によってはとりわけ結びつきの強い学年もある。

『ドイツ通信』の横山さんの代もそうである。

今回横山さんが一時帰国していて

ドイツ人のご主人を交えて何人かで食事をするという。

その前にGHSに顔を出してくれた。

日本の国立大学医学部を出た後、すぐに渡独し、

今チュービンゲンの大学病院で医師をやっている。

ドイツ生活はまだ6年あまりであるが

立派に医師として活躍しているのは

素晴らしいの一言に尽きる。

信州大学医学部の4年生である中西さんが

長野から合流してしばし会話が弾んだ。

こういう学年を越えた、

そして世界を跨いだ交流ができるということは

すばらしい。

充実した時間であった。

医学の話、ドイツ語の話、人間関係の話・・・

話題は尽きない。

公認会計士として監査法人で仕事をしている

同じ代の土橋君も一緒であったから

なおさら話が弾んだ。

卒業生がそれぞれの場で

いろいろな壁にぶつかりながら、

しかし、たくましく、

しかもいきいきと前進している姿を見るのは、

実にすがすがしいものである。

大いに元気をもらった一日であった。