先日家内が目撃したことである。

3台の自転車が裏道の十字路でかち合って衝突し、

互いの前輪が食い込みあったらしい。

互いに引き剥がすべく努めること1,2分、

何とかはずすことができ

3人とも立ち去っていったと言う。

見ていた家内が驚いたのは、

そしてもちろん話を聞いた私も驚いたのは

その間3人の誰一人として言葉を発せず、

最後まで誰も何も言わないまま立ち去った

ということに対してなのである。

私のような田舎育ちのものには

想像できない光景なのである。

ふたりが20代の若い女性、一人が60代の男性だったそうだ。

う〜ん?

最近少し込んでいる電車に乗り込もうとすると

入り口付近に立っている人々が

スペースを空けようとしてくれない。

中には自分の立ち位置を確保して

意地でも動きたくないという気配の人さえいる。

何か人間関係がおかしいのではないか。

東京だけなのだろうか。

一時的な現象なのだろうか。

病、膏肓に入る前に

みんなで修正しておく必要があるのではないか。

環境問題が大きく報道されるように

こうした社会問題も大きく取り上げられていいと思うのだが。