時代の変化が速く、翻弄されがちである。
何を拠り所としていいのか分からなくなっている。
クラブを続けるべきなのか、やめるべきなのか。
現役で大学へ行くべきなのか、浪人すべきなのか。
しかし、本分に戻ること、
本質を堅持すること、
つまり、いわゆるプリンシプルを外さなければよいのである。
若者であれば、志を高く持つことである。
教育者であれば、儲けのためではなく、
人を育てることを本分とする方向性を保てばよいだけのことなのである。
そうすれば、何も迷うことはない。
時代がどう変わろうと右往左往することはないのである。
そうした原理原則はそんなに複雑なことではないし、
たくさんあることでもない。
一度そうしたものを自分で整理して見てはどうか。
社会としても整理して見たらよいと思うのである。
そうすれば、子供が小さい時に
親がこれだけは子供に施しておくという
昔は特に意識しなくても
社会として普通に行われていたことを
現代でもできるはずである。
大人社会がそうしたプリンシプルを持っていれば
子供も健康に育つはずだ。
東京にいて不健康な場面に出くわすたびに
最近つくづく思うことである。