その人の内面は顔に出るものである。

もちろん、出にくいものもある。

だから、だまされることも良くあることなのだが、

知性は間違いなく顔に出るものである。

GHSは学習を指導するところであるから

学力が試験の成績として表れるわけだが、

学力の向上とともに生徒の顔も変わっていく。

学力が顔にも表れるのである。

それがまた面白く、うれしいものである。

一年で結構変わるのである。

ある昼間部の女子生徒はこの一年

予想を覆すほど実力がついたのだが、

秋ごろから顔が知的になってきたなあと思っていると

別の講師が同じ事を口にしたので

「やはりそう思いますか」との会話になった。

私の身びいきな主観ではなかったのである。

別の女子生徒は最初挨拶もろくにできず

人に不快感さえ与えがちであったのが

今や、自然に笑顔が出て印象が良い。

こんなにも変わるものなのである。

今日一人の昼間部入会希望者が面談に来た。

すぐにでも入会して勉強を始めたいという。

まず、資料をもう一度よく読んで、

今日の面談での話をゆっくり咀嚼してからにしなさい

と帰したのだが、

夕方にはもう電話が来て

是非入りたいとの事。

やる気を買って入会を許可した。

なかなか眼に力があってよいが、

やはりまだ顔に知性がない。

一年後どれほどの知性を身につけて知的美人になれるか

その変化と成長に期待したい。