叶うならば人生の中で
できるだけ苦しさは味わいたくないものだ。
しかし、苦しさを知らない人間は
どうなるであろう。
いつしか少しの負荷で簡単に折れてしまうであろう。
人間は強くなければ生きてゆけない。
しかし、強さは苦しさで培われるのである。
今の苦しさが自分を育んで強くしていることを
評価すべきである。
センター試験が終わり、
私大医学部の試験結果が出始めている。
当然に悲喜こもごもではある。
残念な結果が出れば確かに辛かろう。
しかし、そこで踏ん張ってこそ
将来をたくましく生きていける強さが養われるのである。
苦しさに耐える力は
学力に劣らないほどに人生にとって重要である。
受験はその両方を獲得できることがすばらしい。
受験生には
一度や二度の失敗にめげず、頑張ってほしいと思う。