大災害である。
仙台を郷里とし、
東北地方に多くの身内を持つ私にとっては
身を切られる思いである。
繰り返し流される津波の映像に
言葉も出ない。
しかし、一方で
人間がいかに支えあって生きているものであるかを
様々な場面で改めて認識させられてもいる。
インターネットで多くの人が情報を提供しあい
励ましあっている。
実は私の身内の一人も安否がつかめていない。
インターネットの情報がどれほどありがたいものか
今回ほど感じたことはなかった。
しばらく苦しい時期が続くであろう。
しかし、人間は困難に耐える力を持っているし、
持たねばならない。
そして何より社会として支えあうことで
素晴らしい力を生み出すことができるのである。
日本は苦しい時代が続いており、
そこに持ってきて今回の未曾有の地震災害である。
しかし、日本人にはそれを乗り越える力がある。
それは一人一人の力であるとともに
社会としての力であり、
国としての力である。
私はそれを信じている。