平成32年度から
小学校5年で英語の「読む・書く」を始めるという。
それに伴って小学校3年から
コミュニケーション英語を始めるとのこと。
目的はグローバル化への対応ということだそうである。
小学校3,4年では週1〜2回の授業だという。
全国の小学校にネイティヴを配置することは無理だろうから、
日本人の先生が英語でのコミュニケーションを教えるわけである。
何ができるのであろうか。
英語の低学年化が英語嫌いを生んでいるという報告もあるのである。
むしろ、日本語の読書の時間を増やした方がよいのではなかろうか。
物事をしっかり考えられるようにすることが
学校教育の優先事項である。
表面的な外国語教育は思考力には結びつかない。
『日本人の9割に英語はいらない』(祥伝社成毛真)は
さまざまな現実を語って痛快である。
表面的なグローバル化に踊らされるのではなく
何のための英語か、
日本人にどう英語が必要なのか、
英語教育を早めればよいのか、
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一部の利益者集団の会議ではなく
賛否両論正面からのもっと本質的な議論を重ねたうえで
教育制度の変更をしてほしいものである。