だいぶ暖かくなってきた。

入試シーズンもまもなく終わろうとしている。

今年頑張った生徒諸君が、それぞれに大学へと巣立っていく。

なんとなくさびしい季節でもある。

GHS生は今年も医学部進学者が多かった。

医学部入試のますますの難化の中で

彼らの合格は素晴らしいの一言である。

防衛医科大学校と九州大学医学部に合格した両名は

たいへんな学力であるし、

日医に正規合格した者もすごい。

慈恵や順天の繰り上げが回ってくるであろう生徒もいるし、

もう少しであったとはいえ

医科歯科、筑波、名古屋の医学部を受験した諸君の実力も

目を見張るものがあった。

GHSは特定学部だけの予備校ではないから

文系志望者もいて、さまざまである。

それらがみな混ざり合って生み出す総合力の利点も大きい。

理系志望者が世界史や倫理を学んで

実力のすそ野を広げていく意義は計り知れない。

表面的、受け身的でない

知的好奇心と主体性を豊かに持った次の世代が

GHSという場で若い芽をたくましく育てていくことを

これからも期待したい。