全米オープンテニスでの日本選手の活躍が話題となった。
決勝進出が決まった段階で、優勝したかのような騒ぎぶりである。
それだけとんでもない快挙なのだ。
いつものように子供のころのエピソードからフィアンセ報道まで
気の毒なほどにいろいろな話題が出ていたが
その中で私の興味を引いたのは、
中国人コーチの指導である。
これもテレビでは精神面の指導が話題の中心になっていたが
私が素晴らしいと思ったのは
このコーチが基本を徹底して繰り返させたという点である。
この選手は才能豊かであるだけに
基本練習を嫌っていたという。
しかも、世界ランクが10位くらいまで来ている選手であれば、
何をいまさら基本練習?!という思いであったろう。
そういう選手にこのコーチは徹底して基本の送り返しを課したというのである。
まさにGHSが実践している上達法である。
このコーチ自身、小柄なアジア人でありながら、
全仏で優勝経験があるほどであるから、
本当の上達方法というものを分かっているのであろう。
受験の世界でもこういう指導者が増えれば
日本の学生の学力が
まだまだ上がっていくのであるが・・・。