今日から国立大学の合格発表が始まった。
一昨日紹介したY君が信州大学医学部に合格した。
発表を待つまでの緊張感はいつも同じである。
合格していておかしくないが、結果を見るまで分からない。
何とも言えない緊張感である。
発表の2時間前にはY君がGHSに来て、
親友のT君も駆けつける。
T君が「あと20分だね。」「あと10秒だ。」と
スマホを見つめるY君の隣でカウントするのも、
二人とも私大医学部は決めているので、
何とも微笑ましいと言えないこともないが・・・。
直後に二人の歓声が上がった!
若いというのはいいなあ、と私は羨ましく見ていたことである。
Y君、おめでとう!

もう一人、信州大学医学部にM君が合格した。
受験勉強を振り返っていろいろ話をしたのだが、
実にいい学びをしている。
もともと文系タイプで、
数学、物理、化学がどうにも苦手でGHSに来た経緯がある。
その彼が、この3科目ともにすごい実力を付けた。
信州の二次試験は物理が満点の可能性があるとのこと。
数学は今年は昨年よりかなり難化したというのが世評であるが、
難しく感じなかったという。
試験が終わった後今日の発表まで時間があったので
京都大学の問題を解いたりしていたらしいのだが、
「整数問題が出ていて答えが『2025』になるように作ってありました」と
にこりと笑うほどの
余裕の数学の学力を創り上げた。
彼がどのように才能のない(失礼!)数学をここまでできるようにしていったか、
その話がまた面白いのである。
もちろん「GHSの学び方」の賜物であることを興奮をもって語ってくれた。
そしてそれがこれからの医学の学びにつながることへの大きな希望と共にである。
彼の「合格体験記」はまた素晴らしいものになりそうである。
数学を苦手とする受験生に大きな希望を与えるに違いない。
楽しみである。
とにかく、まずは、合格おめでとう!