新内閣の顔ぶれが決まったということで
賑やかな報道である。
先日テレビニュースを見ていたら
新しく大臣に指名された人が
派閥の集まりで祝福されている。
相変わらず、自分の派閥から大臣がでた、出ないといって
喜んだり、怒ったり。
挙句には、その新大臣の挨拶が、
「なかなか電話が来なかったので心配していた。
自分もやっとここまで来れたかと思うと感慨深い。」
である。
国家、国民のために仕事をすべき立場になろうという時の挨拶であるにもかかわらず、
自分のことしか考えていない。
そういう感慨があってもよいが、
テレビカメラが入っているところでいうべきことではないであろう。
大臣にしてこうだというのが、
今の日本の精神性を代弁しているように思える。
自分だけ、という幼稚な「お子様精神性」から脱することが
今日本でおきているさまざまな問題を解決する根幹であると思うのだが
いかがであろうか。