最近、病気の若者が多い。

すぐ風邪をひく。

驚くことに、本来中年以上に表われる病気が若者に増えているそうである。

糖尿病の若者も少なくないらしい。

今の若者たちを見ていて感じるのは食べ物がいい加減なことである。

ハンバーガーやナゲットがたまのおやつならよいのだが、

下手をすると、常食していたり、主食だったりする。

常時、カバンにスナック菓子が入っている。

若いうちはまだ抵抗力が強いから、すぐに表われない分、かえって恐ろしい。

私の知る若者は、カップ麺を主食のごとくに食べていたために、

痛風になってしまった。

私自身も、30代前半に筋トレに励み、毎日のようにステーキを食べていたことがあったのだが、

まさしく自業自得、

悪性の肉腫が表われて、摘出手術をする羽目になった。

その後、医者のアドバイスで野菜、きのこ、魚等々

30品目以上入った玄米雑炊を毎日食べ始めると、

それまで必ず一年に一回大風邪をひいていたのが、

ピタリとひかなくなった。

改めて、人間は食べ物だなあ、と思った経験がある。

お母様方には是非子供の食事に気配りをしていただきたい。

手の込んだ料理である必要はない。

生物学が教えるところからも、私の経験上も、

少量多品種が健康の源である。

1日、最低30品目。それだけである。

食事で子供の運命が左右されることを

真剣に受けとめてほしいものである。