GHSが開校したのが1993年の4月であるから

速いものでもう15年続いたことになる。

この間、生徒がよくつないでくれたとの思いがある。

卒業生がよく訪ねてきてくれる。

GHSにある電子レンジや、空気清浄機は

卒業生から後輩への贈り物である。

そればかりではない。

卒業生の何人かは、大学在学中、

GHS生の指導を手伝いに通ってきてくれた。

自分たちがGHSで得たものを

同じように後輩たちに授ける努力をしてくれたのである。

このブログで

人間は個としては生きられない

社会として生きていくしかないことを

繰り返し書いてきたが、

それは縦にも(歴史として)

横にも(同時代のつながりとして)そうである。

手伝ってくれた卒業生たちは

そうした意識の高い人たちであった。

それぞれに大学が忙しいにもかかわらず、

薄給のバイト代にもかかわらず

よく続けてくれたと思う。

そういう諸君のおかげで

GHSが成り立ってきたとつくづく思う。

改めて謝意を表したい。

さて、今年も新たな志高き受験生を迎えて

新年度がスタートする。

多くの善意に支えられながら

私もまた持てるものをすべて与えようと思う。