夏が終わる。

毎年のことだが、夏好きの私としては

この時期、何となく寂しい。

受験生も9月からは

少しずつ厳しい現実と向き合わなければならない。

今年はインフルエンザも懸念され、

要注意である。

自然は正直であるから、

人間に正しいあり方を問いただしてくる。

人間が自然の摂理を無視した勝手な生活をしていると

容赦なく襲ってくるだろう。

インフルエンザに対して人間ができることは

可能なかぎり生物として正しい健康を保つことである。

化学肥料を用い、農薬にまみれ、

ビニールハウスで育った作物ばかり食べていると、

つまり、人工物で自分を造ってしまうと、

自然の摂理に罰せられる。

生徒を見ていて不思議の思うのは

どうしてこんなにお菓子を食べるのかなあ・・・

ということである。

今の生徒はよく風邪を引く。

まともな食事をしていれば

そう簡単には風邪をひかないものである。

食事の重大さをよく考えてほしいと思う。

今年東大理科?類に合格した児玉君を

食事に連れて行ったとき、

好きな物を頼んでいいよと言うと、

「僕は野菜が好きなんですよ」と

珍しい答えが返ってきた。

野菜が好きだから理?に入れるとは言わないが

紹介しておいてよい事例だと思う次第である。