新年度がスタートして3週間が経過したところで

いいタイミングでゴールデンウィークである。

ここで生徒はひとつの熟成期間を持つことができる。

今年はいつにもまして生徒の勢いがあるような気がしている。

生徒側の要因ももちろんだが

GHSの指導も年々レベルアップしている。

その一端は『思考訓練の場としての体系化学』で

世に公開しているが、

さらにGHS内部における化学の指導体制の充実振り、

つまり『体系化学』の“学びの体系”の充実振りもまたすごいのである。

これは残念ながら内部生しか享受し得ないし

外部に公開しようがないのは致し方ないところである。

ひとりの内部生が「体系化学」の指導に感激して

「これ以外の化学の教え方は一体何なのだろうと思います」とさえ言う。

そう遠くない将来、

『体系化学』は全国の受験の主流になるだろうと

私は思っている。

化学だけではない。

科目を越えた普遍性において

分かっていることと分かっていないことの違いは何か?

分かっていない人から分かっている人に移行する過程は

いかにあるべきか?

こうしたことの解明が年年歳歳進んでいるのが

GHSの優れている点である。

だから年々成果が充実していくのである。

高校3年間の数学が

一年で仕上がっていくすごさは

GHSが誇る

セメントの教材と優れた教師の指導のなせる業である。

そう遠くない将来

GHSが大学受験に維新を起こすことになると言ったら

大口に過ぎると諌められるであろうか。

ただGHSはそれほどに今充実してきているということである。

それを後押ししてくれているのは

ひとえに生徒の真摯さと目の輝きである。