低い現実から高い理想へと登っていくことは

大変であり、茨の道である。

そこで大事なことは周りの言葉に左右されないことである。

しかし、実際にはこれが大変難しい。

ありえないことをなそうとしているわけであり、

奇跡を起こそうとしているわけであるから、

現実を知る者からの

容赦ない罵声と愛情に満ちたたしなめが来る。

それはたいへん説得力があるだけに無視しきれないものである。

しかし、それでもそれに飲み込まれてはならないのである。

奇跡をなそうとするならば

世間の言葉に心を揺さぶられているわけにはいくまい。

それが奇跡を起こすことなのであるから。

わき目も振らずに前進すること、

ただそれに徹することである。

ただ、目標だけを見つめよ。