私事であるが、震災で消息不明であった私の甥(姪の夫)が

昨日女川の町の瓦礫の下で遺体となって発見された。

32歳、礼儀正しいよい男であった。

正直打ちのめされている。

ここで多くを語るのは場違いであろうから

控えさせていただくが、

人の死というものはやり直しがきかないことがつらい。

今年受験に失敗し失意のどん底に落ちた受験生も多かろう。

しかし、受験はやり直しがきく。

これが何より恵まれている。

失敗の原因を謙虚に反省し、

再起を期してもらいたい。

さて、明日はいよいよ新学期のオリエンテーションである。

私も気を取り直して新しい年をはじめようと思う。

実力ある人材がたくさん世に出ていって、

よき若者が社会を少しでも良くしてくれるならば

死者たちも喜んでくれるに違いない。