さて、まもなく新年を迎えようとしている。

時代の先行きは読めないが、

来年はどうなるかではなく、どうするかである。

それが人間の歴史だからである。

どんな困難があっても

人間はたくましく生きてきたのである。

「来年が素晴らしい年になるように」ではなく、

来年を素晴らしい年にしようではないか。

人間は意志ある生き物である。

運命は受け入れるものではなく、

切り開くものである。

若者は特にそうである。

歴史はたどるものではない。

歴史は創るもの、それが人間である。

世間の小心な風評など気にする必要はない。

来年を自らの手でたくましく切り開くことである。

外野、評論家、権威の言葉など気にすることはない。

歴史はわれわれが創っていくものである。

それは志あるものだけができることである。

マスコミがつくる、時代の空気など気にしないことである。

自分が時代の空気を創ればよいのだ。

それが若者が若者として生きていく喜びであるはずであり、

若者が若者たる所以である。