国立大学後期試験の発表も終わり、

今年の大学入試シーズンも幕を閉じた。

後期で山梨大学医学部に合格したI君は見事である。

山梨大学の医学部は後期日程しかなく、

東大をはじめ、首都圏の難関大学医学部の前期日程入試で

涙を呑んだハイレベルの受験生が

80人の枠をめぐって競う大学である。

そこに合格したのはすごいの一言である。

彼は高2からGHSに来た。

はじめは大学受験ということ自体分かっていないのではないか

と思われるほどで、

私が彼のノートを見たとき、

先が思いやられるなあ、と慨嘆したことを覚えている。

その彼がこれほどの実力を付けるとは

繰り返しになるが、すごいの一言なのである。

何せ、センターの化学は20分で解きおえて

100点である。

山梨大学の医学部は試験科目が数学と理科2科目である。

世に理系科目抜群の受験生が多々いて

彼らがこの大学で競い合うのだから、

返す返すすごい。

しかし、それは彼のたくましい生きる力と

それによる尋常ならざる頑張りの賜物なのである。

こういうたくましい若者は有望である。

これからもっと活躍してくれることだろう。

とにかくおめでとう!