昨日21日は夏至であった。

東京は緯度が36.5度であるから、

夏至の南中時の太陽の高さは地平線からの仰角が78度にもなる。

逆に冬至には31度であるから、季節の落差はかなりのものである。

それだけに人の心も季節によって移ろうのは自然の流れである。

そこに季節風、梅雨、台風が絡んで日本の季節は変化に富み、

風情、わび、さび、粋(いき)・・・の多様性と柔軟性が生まれたのである。

日本文化の豊かさはそうした風土が基礎にあったというべきだろう。

日本人の物まねとその消化力はすごいものがある。

何でもこなし、世界中で奇妙なコンテストで優勝してくる者がいる。

面白い国だと思う。

そうした文化力が世界の発展に貢献するべきであろう。

その担い手はやはり若者である。

若者にとって

夢を描きやすい国

挑戦できる国

敗者復活ができる国

そういう国がこれからも豊かであり続けることができる。

政府は若者にしっかり視線を合わせて政策を立案してほしいものである。