昨日高校の同期の集まりに行ってきた。

同期に一人参議院議員がいるため、

議員を囲む会という名目である。

みな出身は仙台であるから、

郷里に親を抱えている。

私の父が90歳で元気だと話をしたら、

「うちも92才だ。」という応えが普通に返ってくる。

隣に座った友人二人とも、

両親ともに元気で80代後半ないし90歳がらみであった。

すごい高齢化社会である。

高齢化がよいとか悪いとかいうことはできないのであるから

その現実の中でそれをどう生かすかを考えるべきである。

長い人生経験を積んできた高齢者には

たくさんの知恵が積み上げられている。

ましてこの世代は戦争の生の経験者である。

学ぶことがたくさんある。

若者が高齢者に接することの意義も大きい。

最近道徳の教科化が話題になっているが

老人と接することは最良の道徳教育であろう。

いわゆる情操教育でもある。

高齢化社会という恵みを

恵みとする試みこそが必要であろう。