問合せがあった。

2浪以上であり、国立志望。

本人からの資料請求かつ面談希望との問合せである。。

受験勉強に相当の行き詰まりを抱えているだろうと気の毒になる。

丁度私がしばし休暇を取ってGHSから離れているときである。

実は休暇中は頭をGHSから離していたい。

それが休暇の本質。

しかし、かの問い合わせが気になる。

とりあえず、休暇明けにすぐにでも相談にのろうと、

その旨、iPadから返信。

ところが母親名で返信がえってきたには

「とりあえず、資料を請求しただけです」と

面談の調整を打診したこちらのメ−ルを怪しげにでもに思うかの返信。

教職を務めて30数年。

この間、生徒の親世代の劣化をどうしても感じないわけにいかないのは今回に限ったことではない。

こちらはGHS代表名で返信しているにもかかわらず、

大人の個人と個人の礼儀をもった通信すらままならないこの親たちとはいったい何なのであろうか?

昔はなかったことである。

社会を知らないその親が子供の実力を伸ばしてほしいと

ないものねだりをするその非論理性を自分で理解できていない。

何をかいわんやである。

親はただ自分の子供の実力を伸ばしてほしいと感覚するだけで、

実力というものがどういうトータルな社会性の上にこそ

出来上がるものであるかを知らない。

それを教える良い機会であったにもかかわらず

それすらも理解できないのでは、

何をかいわんやなのである。