前回紹介したT君のお母様が挨拶に来られた。
現実の医学部入試の厳しさをしっかり認識されており、
もう一年浪人もやむなしかと思われていたとのこと。
それだけに今年の結果について何度も
「信じられません」と語っておられた。
GHSと出会ったことを喜んでいただいたのは
塾長としての冥利に尽きる。
入試は、合格と不合格とでは天国と地獄の差がある。
受験生、そしてそのご家族は
身に染みて感じていることである。
それだけに、予備校が発する知の価値というものは
実は計り知れないものがあるのである。
しかし、残念ながら
それは豪華な邸宅や高級車のように
目に見えるものではない。
私に言わせれば、1000万円の外車より
GHSが生徒に授ける知の価値の方が
ずうっと高価なのである。
しかも、高級車は減価していくが
知は一生ものであり、先に進むほどにますます活きていく。
今資本主義が創り上げてきた価値観が少しずつ変化している時代である。
いずれ、目に見える価値よりも
人間としての真の価値、知の価値を正当に評価できる時代が来るであろう。
それまでは、それを理解できる人にのみ共有してもらえれば
それでよい。
さて、今まさにその新たな出会いに心弾ませているところである。