GHSの卒業生が各方面で活躍していることは何回か紹介しているが
今回また快挙の報があるのでここで紹介したい。
現在九州大学医学部に在籍している飯塚統君が
病理検査における画像自動診断ソフトを開発し、
そのプロジェクトがシリコンバレーのコンペで評価され、準優勝。
会場に来ていた地元テレビ局のオーナーから
「お前はすごいから明日私のテレビに出ろ」と誘われ
投資家を前にした同様のコンペで何と優勝し、5万ドルの賞金を獲得した。
九州大学のホームページの「トピックス」のコーナー(下記QRL)で紹介されているのでご覧いただきたい。
http://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/1282
言うは易しで、これはなかなかの能力を必要とする。
医学の知識はもとより
コンピューターのプログラミングの知識と技術を身につけなけらばならず、
英語でプレゼンする能力も必要である。
ここまで至った彼の能力とエネルギーのすごさを知ってほしいと思う。
彼は高校1年生のときにGHSに現れ
もともと乗馬をやっていて受験勉強とは無縁であったので
いわばGHSから知的生活が始まったと言ってよい。
出発が遅かっただけに受験には何度か跳ね返され
その分、最終的な受験の知識と学力は受験生の最高レベルに達した一人である。
例えば『体系化学』を完璧にものにし、
センター試験の化学は40分で終えて100点を取る。
東京医科歯科大学医学部を受験したとき
面接官は彼のスケールを測れなかったのであろう、
4次面接まで回され、常人ではないとの判定で落とされている。
今となっては笑い話であるが、
その才能は九州大学で発揮され、破格の活躍を始めている。
実はお母様がGHSをたいへん評価してくださって
3人兄妹みなGHSの卒業生である。
妹は来春薬剤師、弟は現在山梨大学医学部生である。
統君は今、週単位で東京と福岡を往復する生活であるが
時間があればGHSに顔を出してくれる。
GHSを知性の土台として大学以降も活躍してくれる姿は
塾長としてこれにすぐる喜びはない。
大学受験までで終わらないGHSの知性の真骨頂である。
今後もまたたくさんの卒業生の活躍を紹介することになると思う。
乞うご期待である。