八月半ばでまだまだ暑い日が続いている。
このところ、教育、スポーツ等の世界において様々な問題が噴き出してきて
世間を騒がせている。
法に触れる問題は論外として、かつてはなあなあでそのままにされてきたことが
時代の変化で問題化し、修正を求められている状況である。
日本にまだまだのこる特有の封建的精神風土がベースにある。
それがある面では浪花節的な人情味を持つこともあったのだが、
人情が薄れてきた現代日本人にはもはや弊害しかもたらさなくなったのであろう。
私大医学部入試も悪しき慣習であるが、これは法的な問題を持つ点で浪花節ではない。
本当はもっと早くに明るみに出るべき慣習であり、遅きに失した感がある。
おそらく、来年の入試は各大学、不祥事を追及されるのを嫌って
今まで以上に公正さを期すであろう。
それだけに学力を付けた者が学力通りに合格していく当たり前の入試になる。
その分、「本物の学力」がますます求められることになる。
25年前のGHS開校時に掲げたモットーが「本物の学力を!」であった。
その指導と指導方法を蓄積してきたからこその生徒や保護者からの信頼がある。
当たり前に本物を志向することが、時間はかかっても最終的に最高のものを生み出す。
さて、今年の生徒もたいへんな頑張りようで着実に実力を付けつつある。
いずれ、時を得てその辺をもう少し、ここでお知らせしようかとも思っている。
取り急ぎ、暑中見舞いのブログとさせていただくことにする。