春爛漫の4月、今年も新学期が始まった。
やはり新学期は春がよい。
明るく、しかも日が長くなりゆく上向きの気分がある。
冬の重いコートを脱ぎ棄て
巣ごもりから一斉に飛び出てきた明るい笑顔が街にあふれる。
さてGHSも新たな受験生を迎えて新学期を力強く歩み出した。
GHSは浪人生が多い予備校であるから
一年で大半が総入れ替えになり
毎年その雰囲気が一変する良さがある。
学力の構成も違えば、人間であるから個性もまたさまざまである。
ただ共通しているのは一年後の目標大学への合格である。
そのゴールに向けてまた新たな顔ぶれが一斉にスタートラインに並ぶ。
通常の浪人生活では目標の大学に届かないと自認する受験生が
「他と何かが違う」予備校としてGHSを探し当て
その方法論に共鳴してここに集まったのである。
その方法論への導入部分を私が3月のプレ授業で全員に指導し
オリエンテーションでは
GHSの指導内容は世間的な次元のものではないことを
私の実体験のデータを示しながら生徒に伝えたことである。
今年はコロナも終わり、地方からGHSにやってくる生徒も増えた。
ホームページに小出しにしている「GHS」を感度よく察知してくれる受験生が全国に増えていることを
今年の募集活動ではひしひしと感じたことである。
そのGHSの指導も受験生の学力向上と同様に日々進歩していく。
今年はまたどのようにこの生徒たちを異次元の世界へと持っていくか
楽しみでもある。
もちろんオリエンテーションでは
方法論を実践するのは君たちであり、
高校の3年間で学ぶ高度でかつ大量の内容を自分の実力となそうとする以上
決死の努力が前提であることをも
忘れずに伝えたことである。
そうした力強い意志を自らに植え付けるにも
やはり新学期は春に限る。