今日から2月である。
入試シーズンの現在地としては
共通テストが終わって約二週間が経ち
出願校も決定して
明日が国公立大学の出願締め切り。
国公立大学受験者は2月25日の入試に向かって準備に入る。
GHSでも志望大学に合わせた個人指導による直前講習が行われている最中である。
私立大学の方は
入試日程の早い医学部入試が一次試験の半ばに差し掛かり、
三分の一くらいは一次試験の合否が判明している。
わがGHS生も例年通りなかなか頑張っており
国際医療福祉大学や自治医科大学も含めて一次合格者が多数出ている。
入試日程前半の様子を見ていると、
もちろん毎年のことではあるが
実力に余裕のある生徒は涼しい顔をして受かってくる。
他方受かっておかしくない生徒の中に不合格がまま出るものである。
特に頑張ってほしいのはこういう受験生たちである。
実力があるのに出鼻をくじかれ「自分はダメなんだ・・・。」と勘違いして落ち込みがちである。
しかし、そもそも二桁しかない定員枠に2千人以上受験する入試である。
一次試験は多めにとるとは言え、
これだけの倍率であればボーダーライン周辺に団子状になる。
ちょっとしたミスや気持ちの乗り具合で自分の位置がラインの上下に変わってしまうのだ。
特に下位の大学ほど問題が易しいためにみんな高得点を取って差がつかないということも起こる。
本当にちょっとしたことでボーダーのちょい下になっているのである。
だから不合格を気にせず(というのは無理があろうが)、
次に切り替えよう!
GHS生も実は入試日程後半の偏差値の高い大学ほど力を発揮してくる。
先輩たちの中にも、前半の大学が一次も通らずに
日本医科大学、東京医科大学を正規で合格という生徒が少なくない。
偏差値の高い大学ほど概して問題もよく、
学力が正しく反映されるからである。
いままだ片目が空かない生徒も
ここが頑張りどころである。
歯を食いしばって頑張りとおした者が最後には栄冠を手にする。
これが勝負事の法則である。
入試はまだまだこれからである。
受験生、頑張れ!