あと一週間で今年も終わりである。
かつてない大変な一年であった。
いうまでもなく未曾有の地震と津波で始まった一年だった。
多くの犠牲者を出し、
人々を襲った悲しさはあまりに残酷である。
生き残った私たちはこの悲劇を無駄にしてはならない。
個人の問題ではなく社会全体として
原点に立ち返って人間とは何かを見直し
社会のあり方を見直して
課題多き今の社会を立て直していくべきであろう。
残念ながら相変わらず足の引っ張り合いをして
時間と費用とを無駄使いしている政治家たちの動き、
省益優先の官僚たちの厚顔ぶりは醜いばかりである。
社会の構成員であるわれわれ一人一人が
それぞれの持ち場で動いていくしかないであろう。
そういう意味もあって今年育文社と協力しあい
『医大受験』(育文社刊)という受験季刊誌を
いくつかの塾との連携で発刊した。
現在書店に並んでいるのでぜひお読みいただきたい。
教育は国家百年の計である。
GHSは教育という場で犠牲者に報いようと思う。
そのうねりを来年はより大きくしていく予定である。
皆さまよいお年を!